メーヴェ、公開飛行成功

日本を代表するジブリ作品の元祖ともいえる「風の谷のナウシカ」、原作は漫画だがアニメ映画化で一層の人気を呼び今も根付いている。ナウシカには、魅力的な登場人物や変わった生き物や乗り物が多数登場する。本作の主人公・風の谷の姫、ナウシカは「メーヴェ」という1人乗りの小型飛行機に乗っている。
このメーヴェを作り、実際に公開飛行が行われた。場所は北海道滝川市の「たきかわスカイパーク」。パイロットは開発者であるメディアアーティスト・八谷和彦さん(50)だ。
八谷さんは、東京芸大准教授でもあり2003年から開発を始めた。試作機の完成が今から3年前。国交省に許可を得て試験飛行も開始し、エンジンをより強力なものにするなど改善を重ねてきた。
公開飛行では、高度70メートルまで上昇し旋回。5分後に地上に降りると見物客からは歓声が上がったという。
八谷さんは「鳥になったみたいで非常に気持ちよかった。人類の長年の願いがかなえられたと思う。事故を絶対に起こさず夢をかなえると決めていた。試験はもう少し続けるが、公開は終わりにしようと思う」とコメントした。
13年も開発を続けて念願がかない感慨深い思いだろう。ジブリの世界が垣間見えた瞬間だ。